『Web制作者のためのGit入門』をいただきました
久しぶりの登場、山岸です。
先日、『Web制作者のためのGit入門』という書籍をいただきました。入門編と実践編に分かれた構成で、幅広い git ユーザー層が読める一冊です。よい本なので、紹介したくなって、久しぶりにブログを書いている次第です(笑)。
おすすめセクションは「適切な履歴の作り方」
この本の中で個人的にいちばん推したいセクションは「2.1 適切な履歴の作り方」。適切な履歴のあり方や、コミットメッセージの良し悪し、それらの粒度について書かれています。
このセクションで履歴の考え方をきちんと知ることができる点、とてもよいなぁと感じます。そのうえで rebase や revert などのあやふやになりがちな概念を整理してあるため、git を git として最大限活用するためのお作法が身に付くと思うのです。
お作法は財産
git の便利コマンドを探すだけならば、ネット検索でいくらでも出てくるし、それで独学することもそんなに難しいことではありません。けれど、コマンドでは表せない知見やお作法部分だけをピンポイントで検索する人はあまりいないのではないでしょうか?(そこを検索する難しさも含めて)
そこは書籍として体系的にまとまっているからこそ、理解しやすいところ。そして実は教えるのも教えられるのもなかなか難しいところだと感じる部分でもあります。ベースとなるお作法があれば、どんなチームのルールにもすんなり入っていけるので、大事! と言いたい。
普段からなんとなく git を利用している中級者が読んでおくと、ぐんと伸びると思います。もちろん、初心者にもおすすめの一冊なので、git を勉強したい方は是非。
ピクセルグリッドのみなさん、ありがとうございました。