お気に入りの書籍紹介『子どもの創造力スイッチ! 遊びと学びのひみつ基地CANVASの実践』


こんにちは、Gaji-Labo 山岸です。Gaji-Labo Advent Calendar 2014 も8日目になりました。

本日ご紹介するのは『子どもの創造力スイッチ! 遊びと学びのひみつ基地CANVASの実践』。MITメディアラボや世界のチルドレンズ・ミュージアム、その他様々な場所での実践例が詰まった本です。

書籍写真
子どもは彼らの時代を生きてるんだなぁ…

子どもからは教わることの方が多い

内容は以下の3つのパートに分かれています。

  • 子どもの創造性を育むために
  • 新しい学びの場を考える・つくる
  • 子どもとつくる未来 〜CANVAS 11年間の試みの中で〜

大人はつい子どもに教えてあげるとか、教育しなくてはという視点で考えてしまうのではないでしょうか。けれど、この本を読んでいると、子どもたちは子どもたちのための新しい時代や新しい環境にあっという間に適応して、彼らの未来のために彼らの毎日を生きているんだなぁと感じます。

子どもたちは毎日確実に私達大人世代の知らなかった道を歩いています。お子さんがいらっしゃる方はご自分のお子さんのことを考えながら読むでしょうし、そうでなくても様々なことを教わることができるのです。

例によって以前に個人ブログの方でも『大人にもアップデートが必要である』というエントリで紹介していますが、リアルタイムに同じ時代を生きている者同士、大人も子どもも同じように学びが必要なのだと思います。

本に登場する実例に触れる機会

内容だけでなくもうひとつ紹介しておきたいことは、この本に登場する実例に触れられる機会が定期的にあるという事実です。

世界最大の創作イベント、ワークショップコレクション

ワークショップコレクションは、子どもたちが能動的に作り、見せ、コミュニケーションを取る活動が集まった、創作・コミュニケーションの祭典です。

2014年のワークショップコレクションは、私も見学に行きました。友人知人が出展しているということもあって、丸一日かけて膨大な数のワークを眺めてきました(1日ですべて見ることはできませんでしたが!)。

ご興味のある方は、本と読むと共に、次回のワークショップコレクションにも遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

ワークヨップコレクション2014の写真

関連リンク


投稿者 Yamagishi Hitomi

主にサービスデザイン案件や新規事業・スタートアップ案件を担当し、サービスデザイナー/プロセスファシリテーターとしてビジネスとデザインが密接な領域で活動。柔軟なプロセス設計を持ち味にして、チームの成果と成長に貢献しています。社内ではメンバーが健康に働ける環境の整備やひとりひとりの成長のためのしくみづくりなどを担当。おいしいコーヒーを買ってくる担当もやってます☕