新規事業案件やサービスデザイン案件では半構造化インタビューがおすすめ
Gaji-Laboでお手伝いする新規事業案件やサービスデザイン案件では、リサーチをする機会もたくさんあります。チーム内にリサーチャー専業の方がいることは稀なので、ユーザーインタビューや関係者へのヒアリングを担当したり、チームメンバー自身がやれるように手助けをしたりしています。
チーム内の限られたリソースで分担してインタビューする場合、半構造化インタビューの形を提案することが多いです。インタビューにはいろいろな技法があるのですが、半構造化インタビューというのは事前にざっくりと質問事項を決めておいて、相手が話してくれる内容を深堀りして詳細に聞いていくという手法です。
もっとも安定して成果が出しやすい
他のインタビュー手法には構造化インタビューや非構造化インタビューなどがあります。かっちり質問内容を決めて一問一答する構造化インタビューはアンケートとあまり違いがないので、対面で行うのはリソース的にもったいない。質問内容を決めないフリースタイルな非構造化インタビューは、インタビュースキルのレベルがまちまちのチームではリスクが大きい。半構造化インタビューがもっとも安定して成果が出せるというのがおすすめする理由です。
もちろん、どのインタビュー手法にもそれぞれのよさがあるので、そのときの状況に最適なものをおすすめしています。ここで言うおすすめとは、あくまで限定的な状況での話です。
成功のための準備はしっかりと
生まれたてほやほやの新規事業チームには、インタビュー自体はじめて実施するというメンバーもいます。チーム総力戦でインタビューに向き合うため、半構造化インタビューの準備はしっかりとやります。手順はだいたい以下のような感じ。
1. インタビューするべき項目の洗い出し
2. インタビューのためのシート作成
3. インタビュー後のデータ整理とサマリー作成
4. インタビュー後の分析・インサイト抽出
それぞれの手順の具体的な進め方については、また追って書いていきたいと思います。インタビュー、奥深くて大好きなんですよね!
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