Zapier を使って Netlify のサイトに設置したフォームと Google スプレッドシートを連携させる
こんにちは、Gaji-Labo アシスタントエンジニアの石垣です。
今回は Zapier というサービスを使って、Netlify で作成したサイトに設置してあるフォームと Google スプレッドシートを連携させる方法についてまとめたいと思います。
Zapier とは?
Zapier とは、様々な種類のWebアプリケーションを連携させ、自分なりのワークフローを作成してルーチン的な業務を自動化することができるサービスです。
Google カレンダー、 Google スプレッドシートや、 Trello などのタスク管理ツール、 Slack などのチャットツール、 Twitter や Facebook などのSNSなど、多くの種類のアプリケーションに対応しており、その中に Netlify も含まれています。
Zapier は「Zap」という単位でワークフローを作成し、そこで「Trigger」というワークフローの起点となる条件と、「Action」というそれを受けて発火させる行動をそれぞれ選択します。
Netlify のサイトに設置したフォームと Google スプレッドシートを連携させる
今回はこの Netlify で作成したフォームに問い合わせが届いた時に、スプレッドシートに内容が自動で追加されるように設定するZapを作成してみたいと思います。
「Netlify で作成したフォームに問い合わせが届いた際」が Trigger で、「スプレッドシートに内容が自動で追加される」が Action になります。
1. Netlify 側の設定を行う
まず Sign in to Netlify から Netlify と連携します。
その後、Customize Submissionの Site と Form フィールドに連携させるサイトとフォームを指定します。
2. Google スプレッドシート側の設定を行う
先に前もって一行目にフォームのデータの数だけタイトルを持つスプレッドシートを用意しておきます。(フォームのデータは後のCustomize Spreadsheet Rowのところで確認することができます)
次に Sign in to Google Sheets を押して Google スプレッドシートと連携させます。
その後、Customize Spreadsheet Row でフォームデータを追加する列を指定します。
設定し終わったら、テストデータを送信し、データの連携が成功しているかを確認することが出来ます。
全ての確認が終わった後、右上のトグルボタンを押すとZapが有効化されます。
3.設定完了
これでフォームにお問い合わせが届いた際に、スプレッドシートに自動で内容が追加されていくようになりました。ちなみにこのZapは異なるフォーム・異なるシートで幾つでも作成可能です。
他にも Netlify 周りでは、スプレッドシートだけでなく Slack や Gmail との連携の Zap も用意されています。
まとめ
今回は Zapier を使っての Netlify と Google スプレッドシートなどとの連携について書きました。
Netlifyを使っている方、使ってみようと考えている方の参考になれば幸いです。
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