危機的な状況の中で10期4QのOKRを設計している今、OKRの重要性を噛み締めています
こんにちは、Gaji-Labo山岸です。緊急事態という単語を日に何度も目にするようになりました。胸はざわつくばかりですが、今日は久しぶりにOKRについての報告です。
弊社はこの4月から10期の4Qに入りました
すでに4Qがはじまっている中、3月があまりに慌ただしかった影響で、予定していたOKRの設計がちょっと遅れています。現状、コーポレートObjectivesとOKRドキュメントの設計方針まで決まっていて、KRとKRトラッキング用のダッシュボード設計が進捗中。
諸々WIPの状態ではありますが、今日は全員の参加する定例で4QのOKR設計の進捗報告をして、どう進めていくかの方針説明もしました。
今期のOKRの方針
内容ではなく導入と定着の面で、今期の方針は明確です。メンバーひとりひとりがOKRにコミットする成功体験を確実に積んで、OKRそのものの体感値を掴むことを重要視した形で、全体設計とドキュメント設計を並行して進めています。
そのため、「本来ならばOKRはこうあるべき」という姿をすこし曲げて、変化球の取り組みを試す期になりそうです。あるべき論から逸脱するのは不安もあれど、今のチームにフィットすることを選んだ結果です。
メンバーひとりひとりに腹落ちしてもらうまで話したい
とはいえ、ていねいに説明したつもりでも「なんで今期は突然こんな形になったのだろう?」という疑問はメンバーの中に当然出ます。オンラインで定例の中で質問や感想を重ねて交わしたり、視点の違うメンバーに説明を加えたりしてもらって、理解を深めていきました。
何かを共有するとき、設計したドキュメントURLをみんなに投げて、「これ各自で見ておいてね」というやり方もできると思います。弊社でも以前はそれで済ませてしまう場面も多々ありました。しかし、これからのOKR設計・共有のやりかたは、それではいけないと考えています。
ひとりひとりが腹落ちするまで話すこと、そして腹落ち度はもともとの理解度によっても段階があるため、それも加味してコミュニケーションすること。Gaji-LaboのOKRはそんなふうにして成り立っていますし、これからもそれを続けて練度を高めていく必要があります。
危機的な状況を目の前にしてみてのOKRの大切さ
今は COVID-19 の影響により、誰も体験したことのない状況が続いています。Gaji-Laboもこの局面を乗り切るために必死です。
こうした状況で会社の3ヶ月後/半年後がどうなっているのかをオープンに話し合い、今やるべきことに集中してそれぞれがアクションをする。OKRに取り組める文化が根づいたことは大きな資産だと、かつてないほどに感じています。同じように、小さい会社だからこそメンバー総力戦で生き残るため、共通のわかりやすい指標が必要だということも実感しています。
昨年から地道にOKR導入を進めてきたことは、今になって確実に効いています。これまでよりも密に社内コミュニケーションを取りながら、お互いの家庭の事情を思いやりつつ、落ち着いて仕事に取り組めるチームであることが、本当にありがたいです。
弊社にとってのOKRは、今後も強い武器になっていくだろうと期待しています。ネガティブなものに取り巻かれながらも、すこしでも前向きに仕事ができるよう、意義のある目標管理を続けていきます。
実践したら、また報告します
今もGaji-LaboではどんなふうにOKRを設計しているの? と訊かれることもあるのですが、実はまだまだ試行錯誤中。四半期ごとにすこしずつ基盤が育ちつつあるので、いずれはまとめてみたいとは思っています。
次にOKR関連の報告記事を書くときには、実践しての学びをシェアできたらいいなぁと思っています!
チームやプロセスのお悩み、ありませんか?
あなたのチームのお悩みはなんですか? 「プロジェクトゴールへの目線合わせができていない」「ビジネスから開発までのプロセスがうまく繋がらない」「プロジェクトがうまくいっていないが、その理由がわからない」などなど… 。
そんなときは、相談相手としてGaji-Laboにお気軽にお声がけください。事業やデザインの悩みを紐解きながら、チーム全体の生産性をアップさせるためのお手伝いをします。
オンラインでのヒアリングとフルリモートでのプロセス支援に対応していますので、リモートワーク対応可のパートナーをお探しの場合もぜひ弊社にお問い合わせください!
お悩み相談はこちらから!