React + TypeScript のコンポーネント開発で interface を書く時ときに意識していること
こんにちは、Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの鈴木です。
React + TypeScript を使ったフロントエンド開発でのコンポーネント実装時に、 interface を書く時に意識していることがいくつかあります。
今日はそのうちの一つ「より適した型定義にできないか?を考える」について書いていきます。
例えばこのような Props を想定していた場合
errorType
が何かしらの string で渡ってくることが分かっていた場合、このように定義することができます。
interface Props {
errorType: string;
}
しかし、 errorType
が既にいくつかの種類で決まっていた場合は、より詳細に型を定義することができます。
例えば payment
mailAddress
phoneNumber
のいずれかの文字列だと分かっていた場合は、以下のように定義することも可能です。
interface Props {
errorType: 'payment' | 'mailAddress' | 'phoneNumber';
}
errorType: string
より詳細に表せるのであれば、 'A' | 'B' | 'C'
のように Union Types で定義するのが良いと考えています。
- この Props で何を受け取るかがより明確になる
- なるべく入り口を狭くすることで想定されたものだけ受け取るようになる
Union Types
Union Types を使用すると上記の例以外にも、string と number のどちらかが渡ってくる Props に対して foo: string | number
のような使い方もできます。
Union Types に関する詳しい仕様はこちらをご参考ください。 https://www.typescriptlang.org/docs/handbook/advanced-types.html#union-types
おわりに
React + TypeScript での開発では、主に各画面に使われるようなコンポーネント実装を多く受け持っています。
小さな1つのボタンコンポーネントから少し大きめのリストコンポーネントなど粒度は様々ですが、各画面に使われるからこそ「より適した型定義にできないかな?」と考えながら実装するようにしています。
引き続き、React + TypeScript でのコンポーネント開発で得た知見をブログにしていきたいと思います。
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