すきなもので心地よいスタイル
こんにちは、Gaji-Labo UIデザイナーの今西です。
今回は、自分の日々の生活とそこから個人にとって心地よいデザインについて考えたいと思います。
思えば私はモノの多い人生を送ってきました。 インテリアを考えたりかっこいいインテリアを見たりするのは好きですが、実際に整頓された部屋に住んでいるとはお世辞にも言えません。
積む生活
私の部屋には本やDVDやCDがたくさんあります。最近はDVDやCDはデジタルのサブスクリプション利用で増えなくなってきましたが、本だけはやっぱり増える。仕事にかかわるもの、自分の興味や学びたいことを見つけるとつい買ってしまうのは紙の本です。
(ある片付けのアドバイスに本を30冊にする、というのがあると聞いて愕然としました。無理。ときめきがなくなっちゃう。。)
本棚に入り切らない本は積んでいます。いわゆる積ん読です。
「あれはどこにあるんだっけ?」となると「あの積まれた塊の中にある」となって、迷子になることはありません。
基本自分がわかれば良い。なので、自分の記憶と感覚頼りの適当運用です。 とはいえ、単純に積むのではなくて、これは語学関係、デザイン関係、歴史もの等、積む塊のグルーピングはあったりします。
すきなものに囲まれる生活
知的好奇心とムダ知識欲でできている人間なので、家でももので溢れてそう、とはよく言われます。私としては、ただのモノではなく、すきなもので溢れていると言いたい。
すきなもの、自分が思うすてきなものに囲まれて生活したい。
すきなもので自分の思う「快」の世界にしたい。
そういう思いを感じるのは実際にお呼ばれした家だけでなく、SNSでも見るようになりました。その中には参考になる生活情報もありますが、「わたしの生活の快」を共有する世界のように感じます。
「わたしの生活の快」は、嗜好や好みやその人の個性が生活スタイルそれ自体にではないかと思います。個人の生活なので私の積ん読のように、それぞれ「自分がわかれば良い」ものです。生活も部屋も個人のものなので、個々のルールでスタイルで進めるものです。
いわゆる消費社会のモノを持つ、モノを持つことで作られる生活(体験)は、個々のスタイルであり、で自分を表現するものです。だから、「わたしの生活」「わたしのすきなものと生活」を共有するSNSの世界と消費社会はとても相性が良いのだと思います。
すきなものの体験はそれだけで強い。「かわいいは正義」のキャッチコピーのように、「すきなもの=快」で、個人の嗜好にハマったものはそれだけで評価が高くなります。体験やモノ持つことを個人的なものにする効果も大きいと思います。
わたしはなるべく快にしたい
私がデザインでつくりたいものは、客観的にどう見せたいかと考えました。抽象的なことばになりがちですが、気持ちとしてはこんな感じです。
モノによってもたらされる体験を「快」としたい。
それをと個人的なものや行動にする効果はありつつ、「自分がわかれば良い」というようなそのモノ自体を一方的にしか開いていないものにはしたくない。
一方的にしか開いていないものは皆に優しいのだろうか。
ユニバーサルに開かれたもののわかりやすさで「快」体験にしたい。
「快」体験から個人的な思い入れを持ってもらえたり、生活になっていったりするようなモノづくりをしたいと思います。
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