フルリモートワークでデザイン・開発コミットを行う働きかたを半年続けての所感(Gaji-Labo社内編)
こんにちは、Gaji-Labo 山岸です。もともとオフィス出社とリモートワークの割合が半々くらいだった弊社ですが、フルリモートワークに切り替えてから半年近くが経過しました。
フルリモートワークを半年続けてみると、いつのまにか当たり前になっていることも増えました。きれいごとばかりではなく、いいところも難しいところも同じくらいあります。また、弊社では来年までフルリモート体制を維持することを決めています。
ログを残す意味でも、現時点でどんな感じか? というのを軽くまとめ残しておきたいと思います。
この半年で変わったこと
- オンライン化の提案をクライアントが受け入れてくれるようになった
- 案件作業以外の様々なことをオンラインで片付けられるようになった
- オンラインツールを使ってリアルタイムに編集作業をすることがより増えた
- 通勤手当から在宅勤務手当に切り替えた
変わったことを挙げてみようと思いましたが、意外と多くないように思います。どちらかというと弊社内部が変わったというよりは、外部環境の変化に影響を受けましたね。
オンライン化の提案をクライアントが受け入れてくれるようになった
今まではデジタルに移行しづらかった内容や足を運ばないとできなかったことが、クライアント側の状況の変化によりオンラインで行えるようになりました。それにより物理的な制約が取り払われ、動ける範囲が広がりました。
案件作業以外の様々なことをオンラインで片付けられるようになった
また、案件以外の作業、たとえば契約書の締結などもオンラインで済ませられるようになり、フルリモートでできることの範囲がまたひとつ広がりました。DocuSignのオンライン締結フローおすすめですよ!
社内でも押印が必要な処理などが時々発生するのですが、法律的に問題がなくなったこともあり、いけるものは全部オンラインで処理するぞ! と、物理処理ゼロの社内事務を目指しています。少なくともバックオフィス以外のメンバーは、ですね。
オンラインツールを使ってリアルタイムに編集作業をすることがより増えた
この件に関しては対面の打ち合わせでも行っていましたが、クライアントの姿勢がより能動的になったのでは? という感触があります。
とはいえ、実際はリモートワークとは関係なく、時代の流れに沿った動きかただというだけかもしれません。どちらにしても、ツール上で一緒に作業ができると齟齬も減り、心強いです。
大事なことなクライアントにとって重要なポイントでのパフォーマンスを出す、という点です。そのために必要な連携や協力がより仰ぎやすくなったのはうれしいことです。
ツールといえば、メインで使うツールは今までとあまり変わらなかった気がします。そもそも半分はリモートワークをしていたため、割合が増えても必要な機能は同じなのかもしれません。
また、ツールが変わっても大事になるコミュニケーションの勘所は同じです。強いて言えば、その点をより強く意識するようになった点は変化かもしれません。
弊社がメイン使いしているツールを列挙すると、Slack、GitHub、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、esa、miro、Figma、SessionLab、Trello、Instagantt あたりでしょうか。わりとオーソドックスなツールを使っていると思います。
通勤手当から在宅勤務手当に切り替えた
通勤手当は少し前から在宅勤務手当に切り替えました。この件については、課税非課税の関係もあるため、すぐにではなく検討にすこし時間をかけて切り替えました。
何事も判断は早いに越したことはないと思っているのですが、同じくらい影響範囲の説明と納得は必須だと考えています。切り替えることのメリットデメリットをメンバーにも説明し、理解してもらったうえで反映しました。
課題があると感じること
立場的にみんなのコンディションはとても気になるところなのですが、その点には課題を感じます。各メンバーの健康状態やコンディションの把握は、フルリモート前に比べて難しいですね。同じ空間に集まれば気付くことに気付きづらい状況が続いています。
運動促進活動などの取り組みを導入したこともあり、最初の頃は運動したことを報告しあったり声を掛け合ったりして、通勤がなくなったことによる負の影響が生まれないようにしていたりしました。
導入からしばらく経ち、今は誰がどのくらい動いているのかは不明瞭になりました。個人個人のルーチンになって当たり前化した部分もあり、続けているメンバーは続けているのだと思います。
そもそも、何もかもを管理する意図はまったくなく、干渉すべき領域でもないとは思うのですが、そうは言っても会社としてメンバーの健康状態を把握するのは義務のようなものでもあり、個人的な領域と業務として把握しておくべき領域のバランスもデリケートだなと(個人的には)思っています。
健康な毎日のためにも、メンバー同士での業務外のやり取りは重要だと思いつつ、コミュニケーションは足りているのかな? という点に対しての答えはどこにもありません。1on1や定例などで接していても、心配は残ります。それは心配性タイプの私の性分といったところでしょうか。
変わったことも変わらないことも受け入れて次のステップへ
先が見えない状況が続きますが、その中でも前向きに業務に取り組めていることはありがたいことです。引き続きリモートワークも続きますが、さらによい形で業務に取り組めるよう努めたいと思います。
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