組織成長につなげる悩み方
先週、アシスタントの石垣との 1on1 で良い悩み方と悪い悩み方があるというような話をしました。
話しながらメンバーの日々の考え方ひとつとっても組織の強さは変わってくるなぁと思ったので小さな話ですが 1on1 で話したことをブログにまとめてみます。
よくない悩み方
やらなければいけないことが山積みだったりやり方が分からないとき、「どうしよう・・・。」と悩んだまま身動きが取れなくなるというのは誰もが経験したことがあると思います。
この身動きが取れない状態をいかに早く脱出できるかが最短で成果を出す鍵だと考えています。
下手な考え休みに似たりという言葉があるように悩んでいるのに何も検討が進まなければ意味がありません。
やるべきかよりもどうしたら出来るのかを考える
なにか一つのトピックを「やるか・やらないか」の二択で迷って身動きがとれなくなるようなとき、直感ではある程度の結論が出ているが自信が持てずに決断できないことが多いのではないかと思っています。
- 「やるべき」なのは分かっているがやりたくない
- 「やれる」気はするが自信がない
- Pros/Cons が拮抗して判断できない
- 「やるべきではない」と思うが周りを説得するのがこわい
- etc…
こういう状態で思考がループに陥っているなら、情報量が足りていなかったり検討が浅かったりするサインです。
少ない情報で悩むよりも圧倒的な情報量で自分自身やまわりを説得できるような行動を取るようにしましょう。
「やるか・やらないか」で悩むのではなく「どうやったら実現可能になるか」で悩めるように課題の粒度を砕くのがお薦めです。
- やりたくない
- なぜやりたくないのか
- どうやったらやっても良いと思えるのか
- 自信がない
- どこまでなら問題なく実行できそうか
- どんな条件が揃えば自信が持てそうか
- サポートを頼める相手はいないか
- 判断できない
- 極端な成功例と極端な失敗例を想像してみる
- 失敗したときの影響がリカバリー可能なものか
- 全力で取り組んで成功した場合のリターンはリスクを取るが価値あると思えるか
- etc…
リターンの多い悩み方をしよう
そうやって実現可能性を高める検討を深めていく事で、仮に結論が出せなかったとしても検討した内容は将来の再検討時に活かせます。また、新たな課題を発見し思わぬ成果につながる可能性も高まります。
「やるか・やらないか」のような粒度で悩んでいる間は時間だけが過ぎて行き、仮説も建てられなければ検証も進みません。
Gaji-Labo のメンバーには自分の悩み方が「時間の使い方として成果が出せているか?」という視点で自分自身を見つめてみてほしいと思っています。
止まっている時間が短くなればなるほど単位時間あたりの成果は伸びていきます。無用な思考のループからできるだけ早く脱出できるような習慣を身に着けていきたいですね。
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