新規プロジェクトの初期段階でどのように開発を進めていくか
こんにちは、Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの鈴木です。
今回は「新規プロジェクトの初期段階でどのように開発を進めていくか」について知見を得たのでまとめてみようと思います。
新規プロジェクトのスタート時に目標にすること
新規プロジェクトをスタートさせる時は、実装を 0 から行うことになります。
しかし、新規プロジェクトのスタート時点では不確定要素も多く、仕様の変更もある中で徐々に固まっていくため、0 から 1 を生み出すには体力と時間がかかります。
そのため、まずは土台となるものを作るサイクルをなるべく早く1周する、ということを目標に進めます。
プロジェクトの土台となるようなものを 0 → 1 でなるべく早く1周する
案件によって 0 → 1 の定義は異なりますが、たとえば Web アプリケーションでフロントエンドの実装をする場合では「Next.js / React 構成のページで API コールして必要な要素を表示する」という一区切りで 0 → 1 のサイクルを定義することができます。
まずは必要なページ分すべて用意し、土台が準備でき次第、より具体的な機能開発に移るという流れです。
このように 0 → 1 のサイクルを定義し、1周することで、0 からの実装を行う負担を軽減し、それからの開発をスムーズに行うことができます。
サイクルの1周目の間は不明点を確認したり、チームで相談するタイミングも多く、コミュニケーションも活発になります。また、徐々に仕様が確定してくるなど、次の機能開発に必要なチームとしての土台もできあがってきます。
1周目の土台に機能開発をのせていく
サイクルを1周した後は、出来上がった土台に機能開発をのせていきます。
0 → 1 の土台作りの間にドメイン知識がついてきたり、全体像がインプットされたりとプロジェクトの状況がある程度読めるようになります。
実装観点でも土台ができあがっているので、1つ1つの機能開発にすぐ取り掛かることができます。
例えば「ユーザーが商品を検索できるようにする」「ユーザーが予約をキャンセルできるようにする」のようなスコープで機能開発を進められます。
まとめ
今回は「新規プロジェクトの初期段階でどのように開発を進めていくか」についての知見をまとめました。
新規プロジェクトをスタートさせるにあたって、不確定要素の多い時点で行う 0 からの実装はどうしても負担が大きいものになります。
そこで土台となるものを作るサイクルをなるべく早く1周することで、プロジェクトやチームの土台が固まり、具体的な機能開発にスムーズに取り掛かることが出来るようになります。
今後もこのようなプロジェクトを進める上での知見を社内で溜めていきたいと考えています。
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