Gaji-Labo を取り巻く状況の変化 2020/10
3ヶ月おきに更新して社内共有している「Gaji-Labo を取り巻く状況の変化」を今月も更新しました。
三回目ともなればあまり書くことも無いかなと思っていましたが、この三ヶ月も驚くほど世の中が動いたので丸々書き換える勢いでした。
ちなみに過去2回はこちら。
11期 6-9月 開始時の認識
前回更新時には下記のような認識を持っていました。
- コロナショックから徐々に新しい通常に戻ってきている
- 世界中のオフィスワークの大半がリモートワーク前提になった。(日本はちょっと疑問符)
- 止まっていたものが動き出し、リソースの不均衡がいろいろな場所で発生している。
実際に三ヶ月過ごしてみて Gaji-Labo のまわりでは概ね上記の認識から想定出来る変化が起きていたように感じます。
とくにリソースの不均衡の影響はかなり出ていたようです。例年6-9月は比較的穏やかな受注状況なのですが、2Qはリソースが逼迫しているプロジェクトのお声掛けが複数ありました。
11期 6-9月 の簡単な概要
世の中が色々動き出した結果発生したプロジェクトの引き合いを受けられるように柔軟なポジション取りをしながら仕事をしていこうと話をしていました。
普段ならば体制や効率の問題から見送っていた内容やこれまで接点を持ったことが無いお客様とのお仕事を率先して受けるようにしました。
その結果、普段よりもうまくいかず手数をかけてしまう場面もありましたが、これまでやってこなかったような領域の仕事も増えました。
とくにUIデザイン領域の業務の増加・運用を見据えたチーム体制の構築など目に見える成果もありました。
11期の基礎づくりとしては良い変化が生まれた1Qだったと思います。
11期 10-12月 の共有内容
今回は新政権の発足にともない世の中の変化が大きく加速したと感じているため各項目を見直しました。
- 現状把握
- コロナ禍は制御されていると言い難い状況だが、世の中が現状を受け入れて諸々の活動が再開した。
- コロナ禍がいつ収束するかはまだ見えないが、いずれ収束するだろうと世間が思える状況になりつつある。
- 新政権発足で急激にデジタル化のトレンドが加速している。
- 中期予測
- コロナ禍を機に働き方改革や商習慣のアップデートが起きたため、あらゆる取引の時差がなくなり今までよりもビジネスのスピードが上がっていくと予想される。
- 現状で回っているという理由で改革されていなかった物事もデジタル化されていく。はんこ・FAX・電話・対面販売など古い商習慣や同期的なコミュニケーションをデジタル化し非同期での取引の発達が加速する。
- とくに新政権の号令は政府だけでなく世の中のビジネス評価軸も変えるため、デジタル化が遅れている企業への市場圧力も増していく可能性がある。
- 雇用流動化や勝者総取りの展開などがすすみ、強い組織がより強く・弱い組織がより厳しい立場になる流れは当分続きそう。
- ポジティブ要因(11期2Q以降に起こる変化)
- これから伸びるドメインが見えてきた。
- 今までデジタル化できていなかった領域のデジタル化
- ローカルビジネスなど費用対効果が見合わなかった市場のデジタル推進
- 金融などの堅い領域と生活に密接につながったサービスの融合
- 政府や自治体サービスに密接するサービス
- etc
- いままで Web Tech を導入できていなかった企業の開発需要が見込まれるため受託案件の増加がありえる
- これまでデジタル化されなかった領域はデジタル化されない理由があるためプロジェクト難易度が高く参入障壁が高い → 変化が早く難易度の高いプロジェクトも対応してきた Gaji-Labo の強みが活かせる
- これから伸びるドメインが見えてきた。
- ネガティブ要因(11期2Q以降に起こる変化)
- コロナ禍の財務ダメージはこれから顕在化してくるため思わぬところから連鎖倒産などが起こるかもしれない
- 雇用の流動化・巨大資本の形成・不安定な市場などから淘汰圧が高まり強者と弱者の差が広がる
- 案件難易度がばらつき収益の予想が立てづらくなる
- Gaji-Laboとしての方針・対応
- 引き続き事業を作れるデザイン会社を目指す
- 市場のスピードについていけるよう習慣を見直し鍛えなおす
- これから伸びると予測したドメインに近づけるよう活動していく
- 需要増にちゃんと対応できるようチーム拡大を加速する(採用・提携先拡大)
- 市場の優秀なフリーランスや企業と提携しながら大小様々なプロジェクトをたくさん引き受けて顧客接点を増加する
- 市況回復時の大きな成長につながる投資をおこなう
- 積極採用の再開
- フリーランスパートナーの拡大
デジタル化の加速
行政手続きの押印廃止やFAX廃止などデジタル化の障壁になっていた習慣の見直しが始まったことでデジタル化の流れが決定づけられ不可逆な流れになりました。
現状の業務をデジタルツールに乗せるだけでなく、デジタル化によって最大効率が引き出せる業務フローを構築するところから改革が進んでいくはずです。
様々な難易度の業務フロー構築の案件が増えると予想しています。
ただのデジタルツール開発会社ではなく業務改革に貢献できるポジションを
現行の業務フローをデジタル化するプロジェクトもそこそこの難易度がありますが、業務フローの設計とあわせてシステム開発を行うには様々な課題を乗り越えなければなりません。
プロジェクト中に大小様々な仮説検証を行いながら高速で開発を進め、より多くの利害関係者とのコミュニケーションも平行する必要があります。
そんな難しいプロジェクトで活躍するために外注業者だからと役割を固定せず、あらゆるフェーズに関与していきお客様の業務改革に貢献していきます。
積極採用再開します
色々なきっかけが重なりシステム開発の需要増加を感じています。とはいえ、現状の Gaji-Labo ではチームが小さくスキルセットも十分に揃っているわけではありません。
コロナショックの行く末もまだまだ全然見えませんが、Gaji-Labo が貢献できるチャンスを最大限拾っていけるようチームの強化が急務になっています。
4月頃からチーム拡大に消極的になっていましたが、改めて積極的な採用を再開することにしました。
近々募集要項などアップデートして今の Gaji-Labo はどんな人に助けを求めているかなど発信していく予定です。
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