部署連携および協業・共同作業を行う横断チームの支援で行っていること
Gaji-Laboが提供している3つの領域の中から、なかなか重要性が伝わりづらい「チームとプロセスの支援」について書いてみる試みを続けているのですが、今回は部署連携および協業・共同作業を行う横断チーム支援について紹介したいと思います。
利害関係者の一歩外側の目線で
ビジネス担当者と開発担当者、デザイン担当者と営業担当者、他にも領域の違うスペシャリストが組む場面はたくさんあります。近年は特に部署間連携の動きが大きくなっているように思います。
ひとつには、協業することが当たり前の文化になってきた面があるかもしれません。もうひとつには、DX(デジタルトランスフォーメーション)と呼ばれるデジタル技術による業務やビジネスの変革が求められる時代になったことが関係しているのだと思います。
部署連携のプロジェクトで押さえたいのは、プロジェクトの目的と各部署のミッションの両方です。それぞれの部署が抱える担当領域には、それぞれに重要なミッションがあります。どのミッションも軽視することなく、プロジェクトの目的をよい形で実現できる横断チームが作れたら理想的ですよね。
そんなとき、外部関係者の目線を入れるとうまくいくことがあります。余計な利害関係や累積的なバイアスが少ないため、フラットな目線で課題の洗い出しや状況整理をすることができるからです。
Gaji-Laboは利害関係から一歩引いた目線から、噛み合っていない箇所を見つけたり、中の人には気付きづらい部分を掘り下げたりするお手伝いができます。部署連携および協業・共同作業を行う横断チームの支援として呼んでいただくことがあるのは、とてもありがたいことだなと思っています。
どんな手法を使って支援するのか
課題の洗い出しにはUXリサーチの手法を応用することが多く、状況を整理するためにはサービスブループリントやカスタマージャーニーマップを作ったりすることがあります。
それらのアウトプットを出すために、ワークショップ形式のコラボレーションを行ったり、デザインスプリントを行ったり、チーム単位での活動をサポートします。これらはワークショップデザインやファシリテーションのスキルをベースにしています。
大げさなことではなく、小さなことから
部署連携チームの動き方を設計したり改善したりするのには、とても小さなことからはじめられます。
たとえば会議での話し合いがうまくいかないという課題だったり、今までの情報共有と同じやり方では全体共有が難しいという課題だったりには、地道で小さな解決方法が存在したりします。
チームごとの状況に応じた解決方法を一緒に考え、提案し、そのやりかたを根付かせるためのコーチングやファシリテーションを提供するのがGaji-Laboの仕事のひとつです。
Gaji-Laboは業務フロー可視化やリサーチ支援をします
「デザインプロセスを独学で取り入れてみたが、実際に実務に活かすことができるようになりたい」「実際の課題を解決するための実践にチームとして取り組めるようになりたい」「今はまだエンジニアしかいない組織だが、UXデザインやデザイン思考を取り入れてよりよいものを作りたい」などなど、デザイン思考やデザインプロセスの導入に関わるご要望やお悩みごとをお持ちでしたら、まずは一度お気軽に Gaji-Labo にご相談ください。
オンラインでのヒアリングとフルリモートでのプロセス支援にも対応しています。
リサーチ支援の相談をする!