デザインプロセスの導入支援はどんなときに必要とされるのか
こんにちは、Gaji-Labo 山岸です。
Gaji-Laboが提供している3つの領域の中から、なかなか重要性が伝わりづらい「チームとプロセスの支援」について書いてみる試みを続けているのですが、今回はデザインプロセスの導入支援について触れてみたいと思います。
必要なときに必要な粒度で
Gaji-Laboでお手伝いする新規事業案件やサービスデザイン案件では、チーム内にリサーチャー専業の方がいないケースがあります。そうしたチームに向けて、ユーザーインタビューや関係者へのヒアリングを一緒に作業しつつ、チームメンバー自身がやれるように補助輪的な手助けをしたりするのがGaji-Laboの仕事のひとつです。
固い言い方をすると、そのチームの状況・環境・事業フェーズにとって必要かつ最適な粒度のデザインプロセス導入を支援する、という感じです。まだデザインプロセスをリードできる人材がいない組織やスキルレベルがまちまちのチームでも、一定の成果を上げられるよう工夫してお手伝いします。
まだチームの中にUIデザイナーやUXリサーチャーがいないチームに、導入可能な形のデザインプロセスを提案し、定着するまで一緒に手を動かせる… というのが Gaji-Labo の強みといえます。
デザインプロセスと言ってもアウトプットは様々
ひとくちにデザインプロセスと言っても、何を目的としてどんな手法を選択するのかによって形やアウトプットは様々です。どんなときにどんなことをするのかの例を挙げてみたいと思います。
ビジョンやコンセプトを可視化したいけれど、うまくいかないときに
漠然とした想いやふわふわと考えていることはあっても、それをどう言語化すればいいのかわからないというお悩みを聞くことがあります。そんなときは、ビジョンを可視化するワークショップを実施したり、グループヒアリングや個別ヒアリングを繰り返して、共有可能な成果物を作ることができます。
成果物には目的に応じてビジョンマップ、コンセプトシートなど名前が付きますが、ときには「どんな名前をつけたらいいのかわからないけれど、このチームにとって必要なもの」みたいなアウトプットが生まれることもあります。むしろ、そういう瞬間ほどおもしろい仕事だなと思います。
デザイナーがいない組織でもデザインを活用したいときに
エンジニアだけの組織でも、UXデザインやデザイン思考を取り入れて、よりよいものを作りたいというケースがあります。たとえリサーチ専任の人材がいなくとも、自前でリサーチをすることで見えてくることがたくさんあります。
インタビューなどを通して、カスタマージャーニーマップ、サービスブループリントなどを作ることがひとつのゴールになるケースが多いです。入門的な体験版から、実際の課題を解決するための実践編まで、状況に応じてご提供しています。
デザインプロセスの体験や研修を受けたいときに
デザインプロセスを体感しながら勉強する機会がほしいと思っているチームには、ワークショップでプロセス体験できる機会を提供しています。小さいチームにコーチングするように関わることもあれば、人数の多い部署に座学+ワークショップの研修として関わることもあります。
そのチームにとってどんなワークショップ型研修が効果的なのか事前にヒアリングを重ね、各チームの課題に合わせてカスタマイズできるのが強みだと思います。
Gaji-Laboはデザインプロセスの導入をお手伝いします
「デザインプロセスを独学で取り入れてみたが、実際に実務に活かすことができるようになりたい」
「実際の課題を解決するための実践にチームとして取り組めるようになりたい」
「今はまだエンジニアしかいない組織だが、UXデザインやデザイン思考を取り入れてよりよいものを作りたい」
デザイン思考やデザインプロセスの導入に関わるご要望やお悩みごとをお持ちでしたら、まずは一度お気軽に Gaji-Labo にご相談ください。
オンラインでのヒアリングとフルリモートでのプロセス支援にも対応しています。
デザインプロセスの導入の相談をする!