Material-UI で focused / error のスタイルを上書きするのに手間取った
こんにちは、 Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの鈴木です。
タイトルの通りですが、Material-UI を使ったコンポーネントで、focused や error のスタイルを上書きするのに少しハマりました。
弊社では Material-UI をまだ触ったことがないメンバーもいるので、サンプルコードを残しておこうと思います。
デフォルトのスタイル
今回は例として OutlinedInput
を使用します。デフォルトのフォーカススタイルは以下の状態です。
うまくいかない書き方
フォーカス時のアウトラインをグリーンにしてみたいと思います。 OutlinedInput
のスタイリングには withStyles
を使用しています。
const StyleOutlinedInput = withStyles({
root: {
"&$focused": {
"& $notchedOutline": {
borderColor: "green"
}
},
notchedOutline: {
borderColor: "#747473"
}
})(OutlinedInput);
一見よさそうに見えますが、これだとデフォルトのスタイルのままです。
解決方法
前述のコードでは足りない部分があり、root と並列して focused: {}
が必要になります。
"&$focused": {}
と並列に書きそうになりますが、それだと上書きされません。error、disabled も同様です。
const StyleOutlinedInput = withStyles({
root: {
"&$focused": {
"& $notchedOutline": {
borderColor: "green"
}
},
"&$error": {
"& $notchedOutline": {
borderColor: "#f50057",
borderWidth: "2px"
}
},
"&$disabled": {
color: "#747473",
"& $notchedOutline": {
borderColor: "#747473",
backgroundColor: "rgba(0,0,0, 0.1)"
}
}
},
notchedOutline: {
borderColor: "#747473"
},
focused: {},
error: {},
disabled: {}
})(OutlinedInput);
これで focused、error、disabled のスタイルが意図通り上書きされます。
公式の参考ドキュメント
ハマった当時はなかなか公式のドキュメントに辿り着けず苦労しました・・・以下にいくつかリンクをまとめます。
上記のサンプルコード内、 useStylesReddit
に書かれています。
解決方法が分かってしまえばドキュメントを探すのも割と容易になるので、落ち着いたところでまとめることができてよかったです。
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