メンバー対談「入社から1年経ったUIデザイナーがいろいろ話してみた!」imanishi × yamagishi 編(中編)
Gaji-Laboのメンバーがどんなことを考えながら日々の仕事をしているのかをお伝えするため、がじ専務がみんなの対談をコツコツ集めています。
今回はUIデザイングループリードの imanishi と yamagishi が対談をしてくれました。その内容の中編を会話形式でお届けします。前編はこちらからお読みいただけます。
話している人
imanishi
UIデザイングループリード。
制作会社でプロモーションサイトや広告のデザイン制作、受託開発会社にてサービスのUIデザインを経験し、Gaji-Laboに参加。ユーザーが使いやすいインターフェースデザインづくりと、フロントエンドで実現するUIデザインの橋渡しについて考えます。実際にインターフェースを試したりフィクションの世界のUIにヒントをえたりしながら、心地よく使えるデザインを考えるのが好き。
yamagishi
主にサービスデザイン案件や新規事業・スタートアップ案件を担当し、サービスデザイナー/プロセスファシリテーターとしてビジネスとデザインが密接な領域で活動。柔軟なプロセス設計を持ち味にして、チームの成果と成長に貢献しています。社内ではメンバーが健康に働ける環境の整備やひとりひとりの成長のためのしくみづくりなどを担当。おいしいコーヒーを買ってくる担当もやってます☕
仕事をやってて楽しいと感じるとき
yamagishiなんか好きな分野とかあると思うんだけど、今って仕事やってる中でこれ楽しいって感じる時ってどういう時?
imanishiなんだろう、概念が自分の中でストンと落とし込みができて、全部揃ったって思った瞬間
yamagishiわかるわかる〜、それはすごいわかる。うーんうーんがなくなるあの瞬間は気持ちいいよね
imanishiひとつ自分の落とし所を見つけたら何か見えた!みたいな
yamagishiそうだね、はまった! っていう、あれはそうだよね、わかる。たぶんどんな職種でもそうなんだろうけど、デザイン作業では特にそこが大きいよね
imanishiそうですね、それがあった方が気持ちよく作業は進められる
yamagishi確かに確かに、逆にしんどいんだわこれは〜みたいなのってどういう時?
imanishiそうだなぁ、UXが謎ってなった時ですね
yamagishiそれは例えばどういう時?
imanishiすでにある程度が決まっていて、(具体的にデザインに着手する前から)これたぶん使いづらいぞっていうのが見えてしまった時、どうしようってなるんですよね
yamagishiああ〜、サービスとかプロダクトへの納得感の初歩みたいなところかな
imanishiそうですね
yamagishiでもありがたいよね、割とそこのところが手遅れにならないうちから関わらせてもらうこと多いもんね、全部とは言わないまでも
imanishiそうですね
yamagishiそれとか、そもそも改善する必要があるからオーダーが来るみたいなことだもんね
imanishiそうですね。そのぶん、そもそも土台が触れない場合の時にはどうしよう…ってなります
yamagishiそういう意味でもさ、やっぱフロント側の人とビジネス側の人と両方とコミュニケーション取れるともっとやりやすいよね
imanishiそうですね
エンジニアとデザイナーのコミュニケーション
yamagishi今エンジニアとかとのコミュニケーションってどんな感じでしてる?
imanishiデザイン実装の調整やなんかは、まずは軽くSlackのコメントでやりとりしてますね。細かいすり合わせも必要になってきそうになったら、Zoomで会話する感じです。質問とアンサーは擦り合うように心がけて対応してます。
yamagishiどういうことを質問するの?
imanishiこれなんか(デザインではこうしたいけど実装的に)作るの難しそうっていうのを聞いたりとか。バックエンド側のAPIに存在しないような気がするなぁって思いながら要素を置いてたりすることもあるんですけど、今一緒にやってるチームだとできないって言われることはあまりないから、大概は解決します
yamagishiなるほどなるほど。UIとかUX的にほしいけど想定されてないデータとかもあるもんね
Imanishiそうですね
yamagishiあるべきUIを作るのにデザイナーとフロントエンドの連携ってめっちゃ大事だし、そこを押してるじゃないですか我々的には。そこのコラボレーションの難しさってどこにあるんですかね?
imanishiオンラインでお互いに繋がっているタイミングばかりではないので、非同期になりがち。UIデザインの画を見せて、動的なUIとしてどう作るかを伝えるのは難しいですね。
yamagishiああ、インタラクションとかね
imanishiUIを触るもの動かせるものとして作るには、静的な画だけでなく、動きが見えるものやどう動くのかを説明する言葉が必要になると思う。その点を詰めるコミュニーケーションは大事ですね。
yamagishiそれは本当にそうだと思う
imanishiでもそのあたりのことは、細かいことを言ったらものすごく細くなっていくような気もしていて。そこまで言わないでおこうと思う箇所もあるんですが、インタラクションの動きみたところまでもっともっと詰めてできるようなったら強いかなと思ってます、案件によってそこまで細かくやる必要のあるものとないものとあると思うんですけど
yamagishiインタラクションね
imanishiインタラクションの動きの細かいところまでコミュニケーションしながらプロトタイピングできるようになったら、強いんじゃないかなと思って
プロトタイピングは実は奥深い
yamagishiプロトタイピングって一口に言っても難しいよね。デザインツールでプロトタイピングすることと、コードレベルでプロトタイピングすることの間には溝があるっていうか。本当はコードレベルでこういう動きだよね、みたいなところを見せられたらベストなんだろうけど
imanishiそうですね
yamagishiなかなかスケジュール的にデザインパートだけでそこまでやりきれない
imanishiそうそう
yamagishiやりたいのは山々だけどやりきれないみたいなこと、やっぱあるよね
imanishiそうですね、本当はここから出てくる動きまで付けたいんですけどみたいな
yamagishiそのサービスにとってその動きがどのくらい重要かみたいなとこがあるから割愛しちゃうんだよね
imanishiやっぱそういう判断になっちゃいますよね。後フェーズに回そうとか
yamagishiでもそういう判断って大事で、今それ重要じゃないじゃないみたいな点をひたすら主張してくるデザイナーとか、誰が見ても絶対やりづらいデザイナーじゃん
imanishiそうですね
yamagishiそうかといって大事なところをまぁいっかって言って、握らずにずるずるこぼしていっちゃうデザイナーも違うと思うから
imanishiうんうん
yamagishi今お手伝いしているプロジェクトチームでは、そこの握りの難しさをそこまで強く感じることは比較的少ないけど、今後どうなるかわかんないしね
imanishi今のところ、皆さんポンポン投げてくれるから、やり取りがちゃんと続くんですよね。デザインでここはどうなってるの? みたいなところは聞いてもらえるので。そこの体制ができてるってだけでも違うかな
yamagishi確かにね。ちなみに、パートナー含めた社内メンバーとのやり取りと、クライアントとのやり取りで気を付けてる点の違いってあるんですかね?
imanishiそうですね、お客さんがこうって決めていることに対してはあんまり突っ込まないですね、よっぽどじゃない限り
yamagishiよっぽどっていうのがどのラインかっていうのが難しいところだと思うけど
imanishiあれなんか前に言ってることと違うなとか矛盾があるなとか。ここはキメなんですっていうところには特に突っ込むことはないかな
yamagishiでもそこに突っ込まなきゃいけないケースは今後絶対出てくるよね
imanishiそうですね
yamagishiそこに突っ込んでいけるだけの信頼関係をいかに築いておけるかだよね
imanishiそういう時は「こういう例の方がイケてると思います」の例を作って、ロジカルに指摘できるようにしてますね
まとめ
この対談は後編に続きます。楽しみにお待ち下さい。
対談形式での記事は最近はじめたばかりの試みなので、読みづらいところもあったかと思います。少しずつ読みやすい形にブラッシュアップしていきますので、こんなお話聞いてみたい/こんな内容について話して、などあれば、お気軽にお題のリクエストをお寄せください!
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