課題を立てて解決するスキルを上げていきたい話
Gaji-Laboは6月が決算月なので、もうすぐ新しい期がはじまります。7月からは12期ということで、12期に向けての準備や計画を進めているところです。
Gaji-Labo 12期のキーワードとしては、しなやかな会社/チームになっていきたいというものがありまして、Gaji-Laboが考えるしなやかなチームってなんだろう? というところを具体的に言語化する試みをしています。まだまだふわふわしているので、本当にこれから! って感じです。
そんな中で、前に進めていきたいことのひとつに、課題を立てて解決するスキルの平均値を上げていきたいなぁという思いがあります。
課題が立てられないとどうなるか
あまり意識されない領域かもしれませんが、課題が立てられないとどういうことが起こるのか考えてみます。そもそも課題が生まれていない/なんとなくはあるけれど課題が認識されない、という状況が課題が立てられていない状態に当たるのかな? と思います。
そういう状況だとどんなことが起こるのかをリストアップしてみました。ちょっと考えてみただけでもいろいろあり、きっと挙げた以外にもたくさんたくさんあるんだと思います。
- 指示がないと自分のアクションが決められない
- 愚痴や文句、不平不満が口ぐせになる
- お互いに実のあるレビューやフィードバックができない
- ストレッチできずにすぐパニックになる/リカバーが遅れる
指示がないと自分のアクションが決められない
これはチームの特性にもよるので、指示系統がはっきりした仕事をしている場合はそれでよいのかもしれません。ただ、スタートアップ期や混乱期の開発現場では、プロフェッショナルとしての各自の判断を求められる場面が多くあります。
目の前にある課題とプロとしての知見のマッチングが肝になるタイミングでは、いかに早く課題を立てられるかが大事です。プロとしての知見は年数を重ねれば積まれていきますが、課題の見極めは都度都度タイムトライアルなので、蓄積された知見とは別の足腰が必要になるんだと思います。
愚痴や文句、不平不満が口ぐせになる
これ、個人的にいちばん嫌いなやつです。仕事の中でトップクラスに嫌いなやつです。そういう状況は生産性がないの極みだからです。生産性を上げるための活動をしている中、他のメンバーのモチベーションを毒の沼のように削っていく行動は明確に悪だと思います。
もちろんしんどいことをしんどいと共有できる文化も大事なのですが、しんどいことを毒の沼のままにしておく文化なら絶対にNGです。
絶対にっていう言葉はなかなか使いたくない言葉ですが、この件に関しては絶対に絶対です。チームの中に与える影響が悪でしかないからです。
目の前にある問題を課題に変換すると、愚痴や文句はいったん消えます。毒の沼がなかなか消えないときは、おそらく問題の粒度がうまく砕けていないからなのかもしれません。
毒の沼、なるはやで消せるチームでありたい。そもそも毒の沼が生まれないチームでありたい。
何度でも言いますが、私は毒の沼が大嫌いです。チームの中に毒の沼があるとチームを愛せなくなるので。一生ずっと同じテンションで言い続ける話なんじゃないかと思っています。
お互いに実のあるレビューやフィードバックができない
課題と解決策と実行案がセットになっていない状態では、どこに向けてアウトプットをしているのか客観的に把握しづらい状態になっていると思います。チームの中でお互いによりよいフィードバックループを生んでいくためには、課題が明確になっていることが必要だと思います。
ストレッチできずにすぐパニックになる/リカバーが遅れる
自分で課題を立てることができない場合、次に何をしたらいいのかわからず、現状を見失うことにつながります。ストレッチゾーンの中でのびのび動くためにも、まずは課題を立てるスキルにフォーカスするアプローチはありだと思っています。
課題を立てて解決するスキル、育てていきます
Gaji-Labo、ビジョンと目標に沿って着々と成長してい(ると思い)ます。
そこで1年以上前に鈴木が書いていたブログを思い出して、読み返してみました。今ではバリバリ動いてくれている鈴木です。たった1年前の記事ですが、今振り返るとこんなこともあったなぁと懐かしくなりました。
会社の目標に向かってメンバーがそれぞれ考えて動いてくれていることは、とても幸せなことだなと思います。社内に対しては本当に感謝しかないです。みんなありがとう。
これからもさらによりよいチームになれることを目指して、今以上にクライアントの戦力になれることを目指して、戦略を持ってアップデートしていきたいと考えています。
これからも変わらぬご愛顧をよろしくお願いします!
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