Storybook Connect を使って Figma で Storybook のコンポーネントを確認する


はじめに

こんにちは kimizuy です。

今回は Storybook Connect プラグインを使って Figma と Chromatic 上の Storybook をを連携する方法を紹介します。

Figma と Storybook を連携することで Figma 上に Storybook のウィンドウを表示させることができ、よりシームレスに UI コンポーネントの確認が進められます。

Figma

https://www.figma.com/

UI デザインツール。

Storybook

https://storybook.js.org

UI カタログ化ツール。コンポーネント実装を一覧するのに便利。

Chromatic

https://www.chromatic.com/

Storybook をホスティングするサービス。UI のレビューやテストもできる。

Chromatic については過去の記事もあるので、あまり詳しくない方は参考になるかもしれません。
デザイナーも確認できる!Chromatic で Storybook を公開する
デザイナーもレビューできる!チーム全体で UI コンポーネントを確認するための Chromatic

前提

  • Figma と Chromatic のアカウントがあること
  • Figma にプロジェクトが既にあること
  • Chromatic に Storybook プロジェクトが既にあること

Figma に Storybook Connect をインストールする

Storybook Connect を Figma にインストールします。

Storybook Connect の初期設定

右クリックを押して Storybook Connect プラグインを実行します。

Chromatic との認証が求められるので指示どおりに進めましょう。

以上で Storybook Connect プラグインの初期設定が完了しました。

Figma のコンポーネントと Storybook のコンポーネントを連携する

互いのコンポーネントを連携します。


Storybook と紐づけられるのは Figma のコンポーネントです。レイヤーとの紐づけはできません。
コンポーネントかどうかは左サイドバーのアイコンから判別できます。四葉のクローバーみたいな形をしていますね。

Chromatic のパーマリンクを取得して入力します(パーマリンクの取得方法)。以下のリンク例はメインブランチの Storybook を表示します。

リンク例: https://main–62555aadaf9d91003a0d1469.chromatic.com/?path=%2Fstory%2Fcomponent–button

「Link Story」ボタンを押下すると紐づけられます。

連携が上手くいくと以下のように Storybook が表示されます。


Chromatic 上の Storybook を更新すれば変更が即時反映されるので、実装とデザインの比較をすぐに行うことができます。デザイナーさんにレビューをもらう際に捗りそうですね。

参考

Figma plugin

Storybook Connect Guide

本記事では、こちらの Figma テンプレートを例にさせてもらいました。

Essential UI – Figma Ui Kit

おわりに

Figma と Storybook のコンポーネントを一対一で有機的に紐づけられれば、デザイナーさんのフィードバックがもらいやすくなって、より速くプロジェクトを改善していけそうですね。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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投稿者 Gaji-Labo Staff

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