プロジェクトでデザイナーに求められていることはなんだろう
プロジェクトに参加する際、デザイナーに求められていることはどんなことでしょうか。
プロダクトをつくるためのビジュアルやデザインが欲しい、のような簡単にひとことにできることでも背景や課題についても考えるのが、デザイナーだと考えています。
ビジュアルを「よしなにする」だけではないこと
自分たちに求められていることはビジュアルとなる画面の機能のデザインを提供することですが、それを提供するためにはどうするか、までを考えます。
求められていることを理解し推進していくためにどうするかの疑問のためには、プロダクトの課題や背景、ドメインに関する知識も必要です。デザインを組み立てることのために、課題や背景や周辺情報といった方向性をつくる下地になる材料を集めます。
画面をビジュアルとして「よしなにする」としても、デザインを組み立てるための材料をもとにして考えられた結果でないと、プロダクトの意義やゴールになることは満たせていません。
材料をもとにした課題を立てた上で解決となるデザインまで落とし込むのがデザインだと思います。
「よしなにする」はそのプロダクトにあったスタイリングの整えの意味ではあっても、デザインそのものをつくることを「よしなにする」とはデザイナーの仕事としておきたくないと思います。
「スタイリングの整えること」の中に「そのプロダクトにあっているデザイン」を外しては、ちゃんと理由のあるデザインではなく適当なものなのになってしまうでしょう。
デザイナーはゴールに向かって走るひと
デザインは課題解決のためのアウトカムを提供するためのものだと言えます。
課題解決のため、ゴールになることを達成するために熟考する、奮闘するのがデザイナーだと考えます。
そのための検討材料集めは大切なことです。基礎になる検討材料がないと課題も立てられず、根拠のないデザインになってしまいます。
デザインを検討していく中では、課題を見つけ出すことと課題への解決策を検討することを行っています。
解決策を検討するなかで、粒度を変えてみたり材料を見直してみたりしてみる。ゴールに向かうための試行錯誤がデザイナーの行うことで、そこから課題解決まで導くのがプロジェクトでやるべきことだと思います。
今回の記事はデザイナー目線で考えてみていますが、エンジニア側での求められていることについても考えた記事がありますので、こちらもご覧ください。
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