【カルチャー座談会 その2】Gaji-Labo スタイルとは?
Gaji-Laboの社内やカルチャーについてお伝えするため、座談会を開催して記事にしてみようという試みシリーズ。
今回は、メンバー 3名が集まって社内カルチャーに関する座談会を行いました。その2 では、カルチャーの話題では外せない「Gaji-Laboスタイル」について話していきます。
話している人
yamagishi
主にサービスデザイン案件や新規事業・スタートアップ案件を担当し、サービスデザイナー/プロセスファシリテーターとしてビジネスとデザインが密接な領域で活動。柔軟なプロセス設計を持ち味にして、チームの成果と成長に貢献しています。社内ではメンバーが健康に働ける環境の整備やひとりひとりの成長のためのしくみづくりなどを担当。おいしいコーヒーを買ってくる担当もやってます☕
yokota
運用やアクセシビリティに配慮したHTML/CSSの設計やコンポーネント作成、スタイルガイドの構築、コードレビュー、組み込み、要件の整理、社内進行管理、顧客とのコミュニケーションまで、ジョインしたチームが前に進むためにあれこれ担当しています。子育てと仕事のバランスを楽しめるよう、日々模索しています。
mizusawa
UIデザイナー。
サインデザインに携わった後、Web制作会社にてWebディレクターを経験。その後UI/UX設計に関心を持ち、事業会社や受託会社でUIデザインを担当。ユーザーにとって心地よい設計を考えていきます。Figmaが好き。
Gaji-Laboスタイルとは
mizusawa 弊社では「機能ではなく価値をユーザーに届けるチームでいるための Gaji-Laboスタイル集」として、15 の項目に明文化されたドキュメントがあります。弊社のカルチャーを話すにあたって、この Gaji-Laboスタイルは外せないですよね?
yamagishi メンバーによっては就業経験が全くない頃からうちに入ってくれたり、yokota さんみたいに職業人として仕上がってから入ってくれたりするから、うちが大事にしている Gaji-Laboスタイル への馴染み具合が違うと思うんだよね。
yokota そうですね。会社のカルチャーって、結構その人の生きざまみたいなところに少なからず影響しませんか?
yamagishi 生きざまとして刻まれると思うと怖いですね(笑)
でもそういう意味では、生きざまとして刻まれても何も恥ずかしいものは挙げてないつもりです!
mizusawa ちなみに、yamagishi さんのお気に入りのスタイルはありますか?
yamagishi 私は「説明できないことをしない」。これが一番です! 特に仕事でやっていることは、すべて意味のかたまりだと思ってるんですよ。仕事中に意味のないタスクが発生したらいけないし、意味があるってことは説明できるってことなんですよ。
mizusawa なるほど。yokota さんはありますか?
yokota うーん、気になるのは「情報は独り占めしない」かな。自分がうまくできなかったことも含めて共有したら、その情報が誰かの役に立つかもしれないから。
mizusawa さんはどれですか?
mizusawa 「問題を見て見ぬふりしない」ですね。問題が起こりそうなものを見つけると気になって。一旦周りを見た方が良いときもあるんですけど。結局それが後々問題になったこともあって、見つけたらずっと気になってます(笑)
メンバーはどう感じているか
yamagishi 正直、Gaji-Laboスタイルのドキュメントだけ見たら気恥ずかしいじゃん。でもみんな自然に受け入れてくれてるよね。あれはなんで?
yokota そこは多分私と mizusawa さんで受け入れ方が違うと思う。Gaji-Laboスタイルが確立する前、今よりも KPT をみんなでたくさんやっていて、そこで全案件で使えるスキルとかをカテゴライズしてまとめた資料があるんですよ。それをもとに抽出したのかなと。
yamagishi 実は逆なんです。私と原田(共同代表)は今まで言語化していなかっただけで、ずっとあのスタイルは持っていて、それを言語化したのが Gaji-Laboスタイルなんです。言語化する前から私と原田がメンバーに大事なことを伝えていたから、メンバーみんなが必要だと思うものを挙げられたんだと思う。
yokota それってすごいですよね? 当時のメンバーはそういう経緯もあって、Gaji-Laboスタイルを共有されたときもすごく自然に、自分の内側にあるものが言語化された印象があるんじゃないかな。
yamagishi その順番は逆で良かったとも思ってるんだよね。みんなが大事だと思ってくれていなかったら形だけのスローガンになっちゃうから。
yokota mizusawa さんは、Gaji-Laboスタイルについてどう感じた?
mizusawa 入社して 1週間後には共有されたので、形だけのものじゃなさそうだと感じました。あと、このスタイルを読んで率直に「私もそう思う」と思いました(笑)
yamagishi 「私もそう思う」と言ってくれなそうな人は、うちとマッチしないかもね。スタイルを作った理由にも関わってくるから、次のトピックで話そうか。
Gaji-Laboスタイルを作った理由
yokota 確かにスタイルを作る前から、仕事を通していろんなタイミングで大事なことは伝えられていましたね。
yamagishi そもそも一緒に仕事していく中で大事なことは伝えられていたんですよ。だけど、新しい人を採用するために採用プロセスをみんなで分業するって話になったんですよね。
yokota 分業すると、そういう大事なところの認識が薄まっていきませんか?
yamagishi そうなんですよね。だから面談や面接でどういうポイントを見なきゃいけないかとか、カルチャーマッチしてるってこういうことだよねとか、そういうことを言語化して分業できるようにしたんです。
mizusawa 言語化することでメンバー全員の目線合わせができるようにしたんですね。
yamagishi 常に私と原田が見ていられるなら良かったけど、それじゃ立ち行かなくなったから言語化をしなきゃいけなくて、それで作ったのよね。
mizusawa 少しずつ自分も採用プロセスに関わり始めているので、言語化されていることの効果って大きいなと思います。
yokota うんうん。「今回は面談だからこのポイントを見たらいいんだ」っていうふうに観点が明確になりますね。
Gaji-Laboスタイルによる効果
yamagishi やっぱり、ちゃんと言語化したことで採用がうまく回り始めたのはあるんじゃないかな。
mizusawa 具体的には、どういうところでそう感じました?
yamagishi 「こういうことを大事にしたいからそこのカルチャーマッチができて、チームがうまく回るためにこういうスキルレベルの人が欲しいんです」って言語化したことで、みんなが同じ目線で取り組んでくれてるよね。
yokota 言語化しておくと、もし採用できなくても「こういう理由でマッチしなかったからしょうがないね」って納得感が持てるから良いですね。
yamagishi そうそう。せっかくみんなが頑張ってくれてるのに、理由もわからずに役員が不採用にしてたら不満に繋がって悪循環が生まれると思うんだよね。
mizusawa 今までいた会社は、採用については専任の人が対応していたので、選考状況がここまでオープンなのは珍しいなと思いました。
yamagishi みんなで時間を使ってる分、みんなの納得感って大事だと思うから。
yokota みんなで取り組むのが Gaji-Labo らしいですよね。
まとめ
カルチャー座談会その2 、いかがだったでしょうか?
弊社では、メンバー全員が同じ目線でゴールに向かって取り組めるように、Gaji-Laboスタイルなどの言語化・伝える力を大事にしています。
次回の座談会では、Gaji-Labo の「個人の納得感・自己決定感」についてお話します。
Gaji-LaboはUI検討のためのモデリングをお手伝いをします
「新規事業に取り組んでいるが、ビジネスから開発までのプロセスがなかなかうまく繋がらない」
「エンジニアとの共通言語になるツールを活用してよりよいものを作りたい」
「表面的な見た目の部分だけでなく、サービスの構造を捉えたデザインをしてほしい」
UIデザインに関わるお悩みごとをお持ちでしたら、まずは一度お気軽に Gaji-Labo にご相談ください。
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