AI 搭載の21世紀のターミナル「Warp」が凄い
こんにちは森田です。
今回は、21世紀のターミナルアプリ Warp が凄かったので紹介します。
Warp – The terminal for the 21st century –
What is Warp?
Warp is a blazingly fast, Rust-based terminal that makes you and your team more productive at running, debugging, and deploying code.
https://docs.warp.dev/getting-started/readme
「Warpは、コードの実行、デバッグ、デプロイにおいて、あなたやあなたのチームの生産性を高める、Rustベースの超高速ターミナルです。」という感じでしょうか。
「21世紀のターミナル」という名に恥じない高機能のターミナルアプリです。
ざっくり主な機能を挙げますと
- Rust 製で高速
- AI搭載
- コマンド補完
- 履歴補完
- ブロックエディタ
- コマンドパレット
- テーマ機能
などなど、基本的な便利な機能は最初から全て含まれています。
私が zsh に追加していた機能は本当に全て入っていました。
また、タブ機能やウィンドウ分割や透過など、それが理由で今まで iTerm を使っていたのですが、 Warp でも使えました。
これからターミナルを使い出す方・セットアップする方は Warp 使っておけば良さそうです。
価格について
個人は無料で利用することができます。
構成やワークフローを共有できるチーム版やエンタープライズ版は近日公開とのことです。
便利な機能の紹介
AI 機能
まずは目玉な AI 機能を紹介します。
#
を入力すると AI にコマンドを聞くことができます。
簡単な git のコマンドの質問をしてみました。
git checkout
コマンドをサジェストしてくれました。switch
の方がいい気はしますが、プロンプトが悪いのかもです。
日本語で聞いてみます。
日本語でもサジェストしてくれました。
先ほどの回答から -b
オプションが無くなりましたね。
やはり、AI などでプロンプト次第で回答が多少変わるようです。
Wrap AI
画面右上の⚡︎マークを押すと Wrap AI ウィンドウが開き、ChatGPT のように会話形式で質問することができます。
ChatGPT のように。と言いましたが、ChatGPT を使っています。
24時間で100回まで会話できるようです。
コンピュータープログラミングに関することのみ質問することができます。それ以外の質問は回答してくれません。
コマンド補完
補完機能も備わっており代表的なコマンドは説明付きでサジェストしてくれます。
履歴補完
履歴も補完してくれます。
入力途中からの絞り込みサジェストの出来るので便利です。
git ブランチ表示
現在のブランを
テーマ機能
デフォルトテーマも豊富です。
カスタムテーマの作成も可能です。
https://docs.warp.dev/appearance/custom-themes
おわりに
Warp とても素晴らしいですね。
他にも便利な機能が沢山ありましたが、多機能すぎで紹介しきれません。
正直、ターミナルアプリって私がエンジニアになった頃から大きな変化はなく、むしろ変わらないものだと思っていましたが、Warp によって一気に凄い進化がやって来ました。
AI の恩恵により CLI も対話で実行することが出来るようになりました。
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