オンラインでの社内コミュニケーションを今一度考えてみた
こんにちは、Gaji-Labo UIデザイナーの山森です。入社してやっと2ヶ月が経過しました。
突然ですが、皆さんはオンラインでのコミュニケーションは得意でしょうか?
私は地方からのフルリモートという勤務形態を希望し転職活動をしていました。そこで、カジュアル面談でお話を聞くときには必ず毎回「社内でのコミュニケーションはどのようにとっていますか?」という質問をしていました。実際に入社した場合は毎日メンバーと関わるので、社内コミュニケーションは避けては通れない為です。
そこで、必ず質問していたこだわりの「社内コミュニケーション」について、今一度私なりに深掘りしてみようと思います。
オンラインのみによるメリット・デメリット
通勤してリアルにコミュニケーションがとれる勤務体制と違い、オンラインのみでの社内コミュニケーションというのは意思の疎通が難しい上、最初からオンラインでの関係になると信頼関係を築いていくのも大変だった経験があります。
「意思の疎通」「信頼関係の構築」というの部分では、どうしてもメリットよりもデメリットの方が目立ってしまいネガティブに考えてしまいがちで、不得意になる人も多いのではと思います。
では、オンラインでのコミュニケーションが上手くいった場合のメリットって何なのか?
- 全体や個人の生産性が上がる(モチベーションが上がる)
- 時間が上手く使える(時間の無駄が減る)
- それぞれのワークスタイルで仕事ができる
- アサーティブ・コミュニケーション※のスキルが上がる
など、私が思いつくだけでも理想的なメリットはいくつかあります。
長い目でみて、デメリットを解決しながらメリットにもっていく事がオンラインコミュニケーションを続けていく上での課題になるかと思います。どれだけ意識をして向き合っていけるかは、色々やり方はありますが、機械的にできるものでもなく、人間同士の関わりになるので工夫や知恵が必要です。
アサーティブコミュニケーションとは
アサーティブ(assertive)には「自己主張する」という意味があります。自己主張といっても一方的に自分の主張を伝えるのではなく、相手の気持ちに配慮し、かつ自分の気持ちも大切にする伝え方のことを指します。アサーティブコミュニケーションを身につけることで、自分もストレスを溜めず、相手も不愉快にさせない良好な意思疎通が可能になります。
【Schoo for Business】アサーティブコミュニケーションとは? 人間関係を円滑にする伝え方を紹介
Gaji-Labo の社内コミュニケーション
全員がフルリモートで常にオンラインで繋がっている Gaji-Labo では、基本的には Slack と Zoom を使って社内コミュニケーションをとっています。特に変わったものを使っている認識はありません。Slackでは、メンバー間での情報共有が常に色々なチャンネルで行われています。そこも他の会社との違いはないかと思います。
社内コミュニケーションに対しての向き合い方や進め方について、全員で向き合っている環境だと感じた事を入社エントリーでも書きましたが、日常のコミュニケーションの中で Gaji-Labo らしい社内コミュニケーションだなと思った事を、もう少し詳しく書きたいと思います。
コミュニケーションタイム
社内コミュニケーションという点では、週に1回メンバー同士がマンツーマンで話(仕事以外の会話も可)をするコミュニケーションタイムが、設けられています。組み合わせも順番になっているので、全員がそれぞれと話をする機会があります。
新しいメンバーにとっては個人個人で話ができてお互いのことを知れる時間なので、その後の仕事や社内ミーティングでの会話もしやすくなります。
朝会
Slack のハドルで、エンジニアとデザイナーが簡単にその日の仕事内容を話します。
Zoom ではなく Slack のハドルを使うため、朝の気軽な雰囲気で話せて、サッとそのまま仕事に戻れるのがメリットです。無駄なくコミュニケーションがとれます。
夕会
私が入社したばかりの 5月は、オンボーディング期間ということもあり、週に3日夕方に参加できるメンバーは参加する「クロージング」が行われていました。その日やったことや学んだことをそれぞれ順番に話す時間なのですが、1ヶ月のオンボーディング終了後は「クロージング」の時間が無くなるため、メンバーとの交流が減ることになります。
そこで、オンボーディングの「クロージング」が無くても、週に1回は夕方に話をする「夕会」があるといいのでは?という意見により、メンバーが自主的に実行する「夕会」が金曜の夕方に設定されました。
OKRのタスク
Gaji-Labo の OKR は、全員で取り組んでいます。ミーティングで挙がったタスクでも、メンバーが集ってできるタスクや個々で進めるものがあります。集まった方が効率よく進みそうなタスクは、まず集まってやってみよう!とメンバーが判断し、時間を決めて Slack のハドルでコミュニケーションをとりながら進めています。
メンバーの自主的な行動とコミュニケーションで、進んでいる状態です。
非同期コミュニケーション
Gaji-Labo では普段から、テキストベースの非同期コミュニケーションは大切にされています。テキストのみでのやり取りは相手に伝わりづらい面がありますが、コミュニケーションを円滑にとれるように注力している部分です。
Slack に個人チャンネルを作って、オンボーディング期間中から自分のチャンネルに色々書くのですが、思ったこと悩んだことを素直に書けばメンバーの誰かが反応があり、アドバイスがもらえます。
Gaji-Labo でのコミュニケーションの軸
いくつか Gaji-Labo での社内コミュニケーションを詳しく書きましたが、これだけで社内コミュニケーションが完全にとれているわけでは無いと思います。
ルールを決めて、それに沿ってコミュニケーションを取るというやり方もあるかもしれません。しかし Gaji-Labo ではルールから生まれるコミュニケーションではなく、自主性や社内に浸透しているマインド「 Gaji-Labo スタイル」から生まれるコミュニケーションが発生しているのだろうと思っています。
最後に
Gaji-Labo だけでなく他の会社でも、会社なりにコミュニケーションの策を取っていると思います。
「こうしたら上手くいくよ」みたいな正解はハッキリないですが、社内で自分たちのベストを考え、コミュニケーションの質をあげていく行動もまた、社内コミュニケーションに繋がっていきます。
メリットを最初にいくつか挙げましたが、総合的に考えると主に自己管理能力や自主性だったり、オフラインでは得られなかったスキルが身につき、社内コミュニケーションが上手くいくようになると、新しい発見やアイデアも出やすくなるのではないでしょうか。
フルリモート環境でのオンラインコミュニケーションは簡単なものではないし慣れるまでが大変で、なかなか得意にはなりにくですが、意識をしてやってみると社内で独自のメリットも多く生み出せると感じました。
Gaji-Labo のスタイルや考え方がわかる参考ブログ
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