Gaji-Labo のオンボーディングで大切にしている姿勢
こんにちは、UIデザイナーの水澤です。
みなさんはオンボーディングというと、どのようなイメージが浮かびますか?
私は今までの経験から、入社後に必要な PC のセットアップ・ツールのインストール・アカウント作成などを、ひとりで黙々と進めるイメージがありました。
そのイメージのまま Gaji-Labo のオンボーディングに参加したときにギャップと驚きを感じたので、弊社ではどのように取り組んでいるのかまとめたいと思います。
そもそもオンボーディングとは
オンボーディングは、もともと、船や飛行機に乗っているという意味の「on-board」から派生した言葉で、船や飛行機に新しく加わった乗務員を対象に、現場に早期に慣れてもらうための一連のプロセスを指します。
HRBrain / オンボーディングとは?意味と目的やプロセスを解説 より引用
本来の意味を理解すると、PC のセットアップ・ツールのインストールなどもオンボーディングで必要なことと考えられます。実際に弊社でもオンボーディングでやることの一つに含まれています。
ただ、ひとりで黙々と流れ作業として進めていくわけではありません。入社後のオンボーディング期間を 1ヶ月間設け、この間にひとりのメンバーとしてできる限りスムーズに自走できるように、Gaji-Labo のルールやカルチャーを理解してもらうことを主としています。
これについてもただこちらから伝えるだけというわけではなく、重要視しているところは別にあります。
Gaji-Labo のオンボーディングで大切にしている姿勢
ルール・カルチャーを伝えることは重要ですが、どのように伝えていくかも同じくらい重要です。弊社のオンボーディングでは、下記を特のマインド・姿勢を大切にしています。
効率を重視せず、オンボーディングに必要なコミュニケーションを一緒にとる
効率を最優先する場合、社内ルールをまとめたドキュメントをただ渡して読んでもらうフローが考えられますが、弊社ではそうしていません。オンボーディング期間中は、新しく入ってくれたメンバーと既存メンバーのコミュニケーションの起点が生まれることを大切にしています。
弊社メンバーは UIデザイナーとフロントエンドエンジニアのどちらかに分かれています。オンボーディングのメイン担当は、毎回各チームから 1名ずつアサインされる 2名のバディ制のため、所属するチームに関わらず両チームのメンバーと一緒に進めていきます。
これは「同じ職種のメンバーとしか交流がない」といった状況を回避し、チームの垣根なくメンバーと交流しやすい体制にしています。また、ひとりに任せずみんなで取り組んでいくところが Gaji-Labo らしさでもあります。
大事にしていること・優先していることを理解してもらう
「Gaji-Labo で大事にしていること・優先していること」とはどういうことなのか? と思うかもしれません。例えば、コミュニケーションの取り方やツールの使い方、日頃どのように目線を合わせて仕事に取り組んでいるのかなどは、円滑に自走する上で必要な情報ですが、何を大事にしているかによってその内容は変わります。
会社として大事にしていることは、言い換えると価値観・スタンスにも等しく、それを理解していることで同じゴールに向かうとしても、いくつかある手段の中からどのような方法でゴールに向かっていくべきか判断がしやすくなります。
個人的にはこの価値観・スタンスを伝えるところに入社当時はギャップ・驚きがありました。オンボーディングをする側となってからは入社してくれた人から戸惑いが伝わってくることもありますが、逆に今ではその共通認識がないままに働けていたことへの驚きに変わっています。
伝えて理解してもらうだけでなく、こちらも相手を理解しようとする
オンボーディングというと、どうしても入社してくれた人へ伝える一方になりがちですが、あくまでコミュニケーションであることと、Gaji-Labo のカルチャーを少しずつ理解していくためにも、双方向での理解が必要不可欠です。
例えば「Gaji-Labo ではこういう価値観を大事にしているけど、どう思いますか?」「今までの経験ではどうでしたか?」など、相手の話をしっかり聞いて理解することで「そこは Gaji-Labo と似ていますね/少し違うところですね」のように、こちら側から理解を促す会話を意識できます。
オンボーディングで伝えていること
前章で、オンボーディングで伝えている内容は、主にルール・カルチャーとお話しました。
その内容が具体的にどういうことなのかについては、下記の記事から詳しい内容をご覧ください。
終わりに
Gaji-Labo が大事にしていることはたくさんあるのですが、まずはオンボーディングで大切にしている姿勢についてお話しました。オンボーディングをする側に立ち、より理解しやすい伝え方やコミュニケーションを模索し続けています。
もし弊社の採用選考を検討されている方は、気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。まずはカジュアル面談で、Gaji-Labo が大事にしていることを聞いてみてください。カルチャーマッチの判断材料にしていただけたら幸いです。
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