情報の理解度を高めるための情報整理
こんにちは、UIデザイナーの水澤です。
Gaji-Labo はさまざまな事業領域のクライアントチームに参画するため、案件にアサインされたら最初にドメイン理解・プロダクトやサービスのインプットが必須です。
案件でのインプットだけでなく、日常でも理解し切れていない情報の解像度を高めるために自分が行っていることを紹介します。
具体的にしていること
以下の 3点 を行います。
- 理解したいことに関する情報を洗い出す
- 小さく分解して粒度を揃える
- グルーピング・構造化して整理する
最終的なアウトプットとしては、Miro を使って以下のような図になります。付箋の色や図形を使って、階層や粒度を整理しています。
なぜそれをやるのか
自分自身が「理解している」「把握できている」と思っていることでも後から抜け漏れが見つかることがあります。自身の理解度をセルフチェックできる仕組みを作りたいと考えていたところ、全体像の把握とグルーピング・構造化のアドバイスを貰いました。
慣れていない人は自分の頭の中ですべての情報を洗い出すことが難しく、わかっていると思ったことも実際に付箋で情報を書き出してみると、見えていなかった見落としに気付くことができます。自分の頭の中の情報をすべて洗い出して可視化することで、理解したいことに対する全体像を把握できます。
洗い出した情報をグルーピング・構造化ができると、情報同士の関係性やつながりが見えてきます。関係性がわかると、今足りていない必要な情報が捉えやすくなったり、特定の情報が変更になったときにその影響範囲がわかるようになります。
グルーピング・構造化をする過程で情報の粒度が異なることに気付くので、必要に応じて小さく分解したり粒度を揃えていくことも必要です。そうすることによって情報に対する理解度が高まったり、情報の詳細度をコントロールできるようになります。
うまく取り組むコツ
実際に取り組んでみると思ったよりも難しいと感じるかもしれません。
うまく取り組むコツの一つとして、情報を書き出すときは「もうこれ以上出ない!」と思うくらいに洗い出すことが全体像を理解するために必要です。
それ以外のどこかで作業の進行が詰まったり、理由はわからないけれど何か違和感を感じたりするときは、一度立ち止まって「自分が難しさを感じるポイント」を出してみます。ポイントを書いたら、一つの情報に対して「それはなぜ?」を繰り返して問題を分解していきます。そうすると難しさを感じている理由が少しずつ分解されて見えてきます。
おわりに
今回は、情報の理解度を高めるために自分が行っている情報整理を紹介しました。
Gaji-Laboでは、さまざまな業界のスタートアップの成長支援をしています。多様な知識を正確にインプットしていく段階から情報整理が始まり、それを土台としてクライアントの求めている成果・事業成長につながると考えています。
情報を整理してロジカルに価値ある体験を提供していきたい UIデザイナーの方、お待ちしています。
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