【フルリモート】『地方から東京の会社で働く不安』を解消した工夫について語りたい


Gaji-Labo に入社して約1年半が経ち、それと同時にフルリモート歴も1年半になりました。この1年半の間で採用にも携わるようになり、カジュアル面談などで地方から働いているメンバーのことやフルリモートについてよく質問をいただくので、実際に地方在住の目線で Gaji-Labo のリモートワークについて書けたらいいなと思っています。

フルリモートにおけるデメリットと不安

Gaji-Labo に入社するまでは自分の横に人がいて口頭でやり取りできる環境に慣れていたため、フルリモートでの働き方が想像できませんでした。フルリモートとはいえ出社する日もあるのでは?と思い、面談時に「地方在住でも大丈夫ですか?」と質問した記憶があります。

私が入社前にイメージしていたデメリット・不安は以下の3点です。イメージは人それぞれだと思いますが、一般的に言われていることと大きな相違は無いのではないでしょうか。

  • コミュニケーションが思うように取れないのでは?
  • オンオフの切り替えができなさそう
  • 物理的に1人の状態で仕事が進められるのか分からない

これらの不安が今現在どうなったかというと、Gaji-Labo が大事にしているコミュニケーションの工夫でほぼ解決できています。

デメリットと不安を解消するための Gaji-Labo 流の工夫

主に Slack でのテキストコミュニケーションの工夫になりますが、4点挙げてみます。

1. メンションにはちゃんとテキストで返す

Slack でメンションが飛んできたとき、特にクライアントとのやり取りではリアクションで済ませるのではなくテキストで返事をするよう意識しています。リアクションだと通知が飛ばないため気づきにくいということもあるのですが、大事なのは円滑なコミュニケーションのためにきちんと会話のキャッチボールをするという意識だと思っています。テキストが返ってくるのは「投げたボールが相手に届いている」という一番明示的な証拠なので、受け手にとっては返事が無いよりも安心できます。このちょっとした安心がフルリモートの環境では大事だったりします。

ではリアクションを全く使わないのかと言われるとそうではなく、あくまで使っていい場面かどうかを見極めることの方が重要だと思っています。感情を表しやすく便利なので、使える場面ではメンバーみんな頻繁に使っています。

メンションに対してリアクションで終わらせると唐突に会話が終わってしまったように感じる。
リアクションにプラスしてテキストで返事をすることで会話のキャッチボールが成立する。

2. 実況する

作業中にハマったり考えを整理したいときなどにはよく実況をしており、その実況を覗いたメンバーが助言をくれることもあります。悩んで手が止まっているけどどうすればいいか分からない…といった状況が生まれにくく、問題解決までがスピーディーだと感じています。

実況に対して助言をしてくれているSlackのやり取り

3. 個人チャンネル、雑談チャンネルの活用

先程の実況すると少し近いですが、メンバーはそれぞれ個人のチャンネルを持っており、思ったことを気楽に書き込める場があります。書いている内容は人によって違いますが、今起こった他愛もない出来事やその時のコンディション、読みたい記事・本のリンクを貼ったりと使い方は様々です。特に頭痛が来たなどのコンディションはメンバーに周知できるため、同じ空間にいなくても相手を気遣う動きがしやすくていいなと思っています。

また、manga, ryokou, onakasuita などの雑談チャンネルもいくつかあり、業務以外でのコミュニケーションの場となっています。個人的には業務中では見られないメンバーの一面が垣間見えるので、会話を眺めるのが密かな楽しみとなっています。

どんなチャンネルがあるのかまとめた記事があるので、こちらもよかったら読んでみてください。
リモートワークでも雑談でコミュニケーション活発に ++ Gaji-Laboブログ

4. 定例mtg以外にメンバー同士で会話する時間を作る

フルリモートだとどうしてもテキストコミュニケーション中心の話になってしまいますが、同期的に会話する時間ももちろんあります。具体的には朝会や 1on1、コミュニケーションタイム、Tech Share、夕会などといった時間があり、特に毎朝11時に行われる朝会は仕事スイッチをオンにできるタイミングとなっています。このように会話することで孤独感が薄れるため、一人暮らしで家に話し相手がいない私にとってはありがたい時間です。

テキストコミュニケーションが中心ではありますが、すべてをテキストでやり取りするわけではなく、話した方が早そうと思ったときにはハドルを繋いでスムーズに会話ができる体制ができています。私はテキストを考えるのに時間がかかるタイプなので、相談するためのテキストがまとまらない!となった時は会話する時間を作ってもらっています。普段からメンバー同士で「詰まったら壁打ちしますよ」「いつでも声掛けてください」などのやり取りがあるので、変に抱え込まずに気軽に頼ることができます。(いつもありがとうございます)

まとめ

地方在住とはいえ、Gaji-Labo は都内に住んでいるメンバーも含め全員フルリモートのため地方特有のコミュニケーションの困りごとは特に感じていません。それは地域による格差が生まれにくい組織づくりが出来ている証拠だと思います。
私の話だけでこのテーマを終えてしまうのはもったいないので、次回は他の地方メンバーと座談会的にコミュニケーション以外の話もできたらと思っています。ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです。

会社視点での記事は先日公開されたので、こちらもご覧ください!

このように地方在住でも東京の会社で問題なく働けていることがお分かりいただけたと思います。Gaji-Labo では「スタートアップ支援」という形で様々な事業に携われるので、少しでも気になった方カジュアル面談しませんか?下のリンクからご応募お待ちしております!

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投稿者 Kamijo Momoka

フロントエンドエンジニア。
HTML/CSS/JavaScript/WordPressでのサイト制作からNext.js/TypeScriptなどを使ったWebアプリ開発、FigmaでのUIデザインまで広く経験しています。 デザインエンジニアと名乗るのが夢です。