新メンバーが早期に活躍できるためのサポートを考える
こんにちは、Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの上條(mk-0A0)です。
少し前に私が携わっているプロジェクトに新しいメンバーがジョインしました。Gaji-Labo の提供価値であるチームワークを発揮し早期に活躍してもらうには、本人の頑張りだけに任せるのではなくプロジェクト既存メンバーも一丸となってサポートする体制が必要です。そのためにやったこと・必要だったことをまとめました。
新メンバー目線の記事はこちらをご覧ください。プロジェクトで即戦力化を目指すための工夫 ++ Gaji-Laboブログ
やったこと
意図や背景を説明する
プロダクトを良くするための提案が生まれるなどより高い成果を出すための土台を作るためには、メンバー間で「なぜこれをやるのか」の目線を合わせることが大切だと思っています。そのために「説明する」「聞かれたことにちゃんと答える」の2点をしっかり行うことが重要だと感じました。
オープンに受け取る
新しくジョインしたメンバーの視点から出る疑問や提案はプロジェクトに慣れたメンバーからはなかなか出ない貴重なものです。プロダクトやチームとしての動きが良くなるのであればうまく取り入れ、現行のやり方が適切と判断した場合はその旨を説明して目線を合わせられるとひとつひとつの行動に納得感を持ってもらいやすくなると思います。
最初に押さえておくべき情報をまとめる
ジョインしたタイミングでプロジェクトの概要やプロジェクトにおける Gaji-Labo の役割などをレクチャーするオンボーディングを行います。議事録には Google Docs を使っており、テンプレート化して都度アップデートすることで必要な情報を漏れなく伝えることができます。
必要だったこと
質問しやすい環境を仕組みで作る
社内とはいえ新しい環境だと誰でも様子を伺いながらになると思います。「遠慮せずいつでも聞いてね」という声掛けでハードルを下げることも大切ですが、仕組みとして気軽に疑問を投げてもらえるような環境を作れるとより良かったなと思いました。
具体的には気になったことをなんでも書いていいドキュメントを作ったり、後述する振り返りの場を作ったり、それ以外にもできることはたくさんありそうです。
振り返りの実施
こちらは新メンバーの方から実施したいと声をかけてもらい、同期的な時間を作って実施しました。
- ジョインから一週間経って疑問点の解消
- 定例ミーティング参加後のフォローアップ
- ジョインから一ヶ月経っての振り返り KPT
Gaji-Labo は振り返り→改善のサイクルを大事にしており、社内では振り返りの手法として KPT が頻繁に行われています。定期的に振り返りの時間を作ることで、チームとしての目線合わせが早くなるのを実感しました。
また、時間が経ってからの疑問でありがちな「今更聞くのもな」という遠慮を取り除きやすくなるのではと思います。
おわりに
今回は新メンバーに早期に活躍してもらうためにプロジェクトの既存メンバーとしてできるサポートをまとめてみました。私がプロジェクトにジョインしてから初めて迎える新メンバーだったため模索しながらのサポートでしたが、その分たくさんの知見が溜まりました。
Gaji-Labo ではプロジェクトで得た知見を社内に還元する文化があります。ここで言う知見とは技術的なトピックに限らず、「こう動いたら喜んでもらえた」「こう説明したらスムーズに理解が深まった」のように感じられるソフトスキルも含まれます。
他のプロジェクトチームから還元された知見を参考にしつつ、自分たちが得たことも知見として還元し、Gaji-Labo が提供する品質をもっと高めていきたいと思っています。
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