メンバー対談
「仕事への取り組み方はどう変わった?」OKRとマインドセットの変化を考える
【ある日のGaji-Labo #03】
Gaji-Laboでは、チームの目標や個人のあるべき姿を明確にするために「OKR」の手法を取り入れ、実践しています。今回はこのOKRへの取り組みを経て、マインドセットが変わったというメンバーと話してみました。
話している人
sekine
フロントエンドグループリード。
HTML/CSS のマークアップから始まり、現在は React や TypeScript を使ったコンポーネント実装をすることが多いです。淡々と実装するだけではなくコミュニケーションを取りながら、チームとしてプロジェクトを前に進めることを意識しています。最近は会社の成長へのコミットに関心があり、組織・チーム全体で強まるためにはどうするのだろう?ということを考えています。
yamagishi
主にサービスデザイン案件や新規事業・スタートアップ案件を担当し、サービスデザイナー/プロセスファシリテーターとしてビジネスとデザインが密接な領域で活動。柔軟なプロセス設計を持ち味にして、チームの成果と成長に貢献しています。社内ではメンバーが健康に働ける環境の整備やひとりひとりの成長のためのしくみづくりなどを担当。おいしいコーヒーを買ってくる担当もやってます☕
※職務内容や肩書などはインタビュー当時のものです。
OKRに取り組んでから、結果に対するマインドが変わった
yuriってそんなに激しい性格ではないけど、結果に対する貪欲さがGaji-Laboの中ではかなり強い気がする。結果に対して、すごくシビア。昔からそうだったのか、何かきっかけがあってそうなったのか、どっちなんだろう?
最初からではないですね。結果にこだわるようになったのは、Gaji-Laboに入ってOKR(※)に取り組むようになってからだと思います。自分で「やります」と言って決めた目標に取り組みたいのに思うように動けないと、それがストレスになってしまうから。
確かに入社してきた頃のyuriは、「みんなで勉強する」とか、「チームで一生懸命やる」みたいな、ハーモニー重視の意識が強かった記憶がある。今は結果に一直線だけど。
OKRで目標が明確になってから、手段に対する考え方も柔軟になったかもしれません。一般的なハウツーとか、これまでのやり方にこだわらず、結果を出すために必要なことをすればいいんじゃないか、と思えるようになったというか。
確かにそこは変わったね。「わからないけどやってみるか!」と、チャレンジする姿勢が見えてきた気がする。
新しい領域に飛び込む理由は「チームや自分が楽になるから」
いくらOKRがあったとしても、やらないまま終わってしまうことだってたくさんあるよね。それでもyuri自身が、「これは私がやるぞ」と行動できるのはなぜだろう。
たとえば採用面談への取り組みとか、SNSの活用とか、もともと守備範囲ではない領域にチャレンジするとき、yuriの場合は急に壁を飛び越える瞬間があるじゃない。どこでそのスイッチが入っているの?
うーん……それは自分でもわからない。確かに、急にそういうモードになるかも。
うん、急になっているように見える(笑)。 得意か苦手かは関係なく、いつも「自分がやろう」という意思を感じるんだよね。それはポジティブなモチベーションなのか、それとも「やらなきゃ」っていう危機感なのか、どっちなのかがちょっと気になる。
どっちかといえば、危機感の方が強いのかもしれない。でも自分から行動した方が、結果的に私もチームも楽になるから。
採用活動も案件に関する作業も、パートナー対応も、たとえ私が取り組まなかったとしてもどこかに行き着くだろうけど、それはきっとみんなにとって「いい結果」とは言えないですよね。そのとき、苦しい思いをするのはチームであり、自分自身だから。
わからないなりに新しい領域にチャレンジしていく中で、「身に付いたな」と実感できていることは何かある?
そうですね。最初から完璧にはこなせない、という考えが前提にあるから、まずはやってみて、ダメだったら後で謝ろうと思うことが増えたかもしれない。
なるほど。スキルというよりも、根本的なマインドセットが変わったんだろうね。
短距離走を繰り返しながら、キャリアを模索していきたい
今日は最後に、yuriが今後のキャリアについてどう考えているのか、聞いてみたい。
そうですね……。私はいつも、自分がいる組織のために必要なことをやるにはどうするか、という視点になりがちで。主体が私自身にならないんですよね。
うん、それも別に悪いことではないと思うよ。それが自然にキャリアパスになっていくだろうから。yuri自身が「じゃあ次はここに取り組むぞ」っていうジャンプが起きるのは、いつなんだろうね。
これから予想される役割としては、エンジニアのエキスパートが気持ちよく仕事できる環境をつくるとか、組織やチームの成長につながることに取り組める人とか——まだその辺は抽象的でしかないですが。
yuriはたぶん、短距離走を繰り返すタイプなんだろうな。
あ、そうかもしれない。長期的な目標をかかげて走るのはちょっと苦手。
でも、短距離走を何度も重ねた先にも未来があるから。あとはどっちに向かってダッシュするかを考えるだけかな。これからも一緒に、その方向性を探っていきましょう。
Gaji-Laboでは、一緒に働くメンバーを探しています
今回は前回に引き続き、チームメンバーの一人と話した、仕事のやりがいや楽しさについてのトピックをお届けしました。Gaji-Laboでは定期的に、メンバー同士でディスカッションしたり、さまざまなテーマについて深掘りしたりする時間をつくっています。
「一度、メンバーと直接話してみたい」という方は、ぜひ以下よりご連絡ください。